フルサイズ光学5軸補正搭載"α7II"ショールーム展示レポート:ソニーショップ★テックスタッフ:So-netブログ
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フルサイズ光学5軸補正搭載"α7II"ショールーム展示レポート [┣ デジタル一眼“α”]

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大変遅くなりましたが、新型デジタル一眼カメラ"α7II"の銀座ソニービルショールーム展示レポートです。

先週木曜日に発表になってからイベントなどをはさみ、さらに私の取材申請日の間違いなどもあってこんなに日が経ってしまいました。すでに多数のニュースサイトでレポートされまくったあとなんですが、いつもの実機感想レポートをお届けします。

 

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銀座ソニービルショールームへお邪魔してきたのは昨日と今日。先週末はソニーフェア in SHINAGAWAが開催されていて、きっと会場に実機展示があるんだろうなぁ、と、思っていたんですが、今回はそれがなく、期待して会場にお越しくださった皆様と「えー!ないのぉ~!?」と私も言っていました。

さすがに実機を見ていないので私もプレスリリース、商品情報ページ以上の情報がなくソニーフェアの会場入りする前に銀座ソニービルショールームへ行ってきた方のお話をうかがうばかり。ようやく、私も実機を触ってこられました。

なお、本日時点では4台のα7IIが2Fのカメラコーナーに展示されていましたが、明日からは展示台数がさらに増えるそうです。

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というのも1F~2Fへ続くイベントスペースが現在改装中になっていて、こちらが明日からオープン。ここでα7IIのタッチ&トライイベントがスタートするそうです。

現時点では動体撮影の被写体などが用意されていないのですが、明日からはここでいろいろな撮影テストができるようになるんでしょうね。

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さて、そんなわけで展示されている4台のα7IIなんですが、それ以外に交換レンズを試させてもらうための機種が用意されています。今回はこちらをお借りしていろいろ試させてもらってきました。

まずは、その外観からご案内。

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写真左が新発売の「α7II」で、写真右が昨年発売の「α7」になります。こういう並べ方ではあまり大きさの違いを感じられないかもしれませんがグリップ部が一回り大きくなり持ってみるとAマウントの"α"ボディみたいな感じになります。

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最大の違いがこちらのグリップ部。握りやすい形状、大きさになりシャッターボタンも従来のAマウントボディチックな感じになっています。

ダイヤルも以前はダイヤル角を回すしかなかったものが、ちゃんと今度は指の腹でダイヤル全体にアクセスすることができるようになってます。人によってはこのダイヤルが樹脂製のものになってしまっていて質感が悪くなったという方もいらっしゃいましたが、私は気にならないかな。

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こちらが昨年モデルのα7のものになります。こうしてみるとややクラシカルなデザインに見えなくもないですね。

天面にあったシャッターボタンがグリップ部に降りていったため、ここに新しいコントロールボタンが増えたのもトピックです。

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ボディもやや厚みがつきました。手振れ補正機能を内蔵するのにややボディ内にスペースが必要だったんでしょうね。コントロールボタンは全部で4つになっているのがわかります。

また天面から背面に段差があったんですが、そのつながりが階段状ではなく斜めになっていて、ここにC3ボタンが斜めに配置。

C3ボタンはデフォルトでは再生時に拡大再生をするため、やたらとアクセスすることになるんですが、ここはかなりアクセスしやすくなった印象。

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こちらは昨年モデルのα7です。これはこれでコンパクトなボディにするために必要なデザインと見えます。

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ペンタ部(ファインダー部)のデザインも変更され正面から見るとややスリムな形になっているんですが、それ以外にファインダーのアイピースカップも新しいモノが採用されています。

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こちらがアイピースカップをはずしたところ。写真左が新型のもので「FDA-EP15」で、写真右が「FDA-EP14」になります。お互いに互換性があって、どちらのモデルででも利用ができます。

ファインダーに目をあてても違いは私には気がつかなかったんですが、指で触ってみると確かに新型の「FDA-EP15」の方が柔らかくなっています。α7シリーズを使っているウチに改良したくなったポイントなのかもしれません。

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★ソニーストア アイピースカップ「FDA-EP15」のご案内はこちらから

α7シリーズをお使いの方は、ちょっとしたチューンナップパーツとして試してみてはいかがでしょう? 来年の3月発売予定とのことですので、しばらく手に入らないのですが。 

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そのほか、アクセサリーシューのところがブラックアウトしているのがなんともかっこいいですね。こういうカラーになっているのは今の形になってから初めてでは!?

なお、撮影のためキャップをはずしていますが、展示機にはどれもキャップがついているのでα6000みたいに裸で出荷にはならないと思います。

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こちらは昨年モデルのα7です。よく見ると露出補正ダイヤルもこちらは天面シール。α7IIは掘り込みになっているみたいです。後継モデルというよりはやはり上位モデルですね。

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その露出ダイヤル回りです。シボ加工になっていて、LA-EA4などと違和感のない質感になっているかも。

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こちらはα7です。グリップ部の厚みの違いは見た目通りです。α7シリーズのコンパクトさを求めると、ちょっと違和感を感じるかも。

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その他、爪はα7S同様に金属製のものが採用されています。ソニー製ではない他社製マウントアダプターをお使いの方は要注意です。精度が低い金属製のマウントアダプターだとがっちりはまって外れなくなってしまう可能性があります。(私も安価なものをα7Sにはめて一度痛い目に遭っています)

α7Sの場合は、動画撮影用に使われることを想定して重量級レンズを装着することに配慮して、ということになっていましたが、そういう意味では手振れ補正を搭載しているα7IIも大口径の望遠レンズを装着するケースが多そうですからね。

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ということで、α7IIで試し撮りです。なにはなくとも55mm単焦点のカールツァイス「SEL55F18Z」をリクエストして装着。ソニーのプレスリリースでも5軸手振れ補正最大4.5段の効き目とあるのがこの「SEL55F18Z」を使った時とあるので、おそらく、このレンズでの手振れ補正効果を最大限チューニングしているんだと思います。

ちなみに4.5段ってなにかというとこれは露出とかの段数。うまいこと説明ができないんですが、簡単に言うとシャッター速度を1/2にすることを「1段」と数えるんです。さらに1/2にして1/4にすると「2段」さらに1/2にして1/8に変更すると「3段」。「4段」になると1/16にまでなります。

通常、手振れしないシャッタースピードの目安というのは「1/焦点距離」秒と言われていて、55mmレンズの場合は1/55秒というのが手振れしないように撮影するための最低の目安となります。

それを手振れ補正機能で4.5段分補正すると言うことは約24倍ほどにシャッター速度を遅くすることができる計算。つまり1/3秒でも手振れ補正をしないくらいの効果、ということになります。

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ということで試してみました。55mm単焦点で1/3秒のシャッタースピードです。さすがに1/3秒ではどうやっても撮れないでしょう?というところで、何度か失敗はしたんですが。。。

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ふむふむ、撮れないこともないんですね。百発百中ではありませんが、何度かチャレンジするとビシッと撮れる感じ。

このときは動画撮影をしながら試していたのでファインダーを使っておでことかでカメラをぶれないように固定、とかもしていなくて、ブラブラと手持ち状態にしている相当不安定な状態での撮影をしています。 

それでも1/10秒くらいまでは成功率がかなり高く、ファインダーをのぞいてしっかり固定すればほぼ百発百中に近いくらいで撮れる感じ。1/8秒になると失敗率があがっていき1/3秒では失敗率の方が私の場合は高いんですが、そもそも、私の腕だと手振れ補正無し1/50秒でも写りが怪しいので、やはり伊達ではないと思いました。

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手振れ補正機能は「光学5軸補正」を搭載。5軸補正はオリンパスでも搭載しているみたいでお客様からは技術提携とか協業?と聞かれるのですが、販売店で聞いている情報ではフルサイズのものをソニー独自の技術で新開発した、と聞いています。

5軸の補正が効くのはEマウントレンズ全てとAマウントレンズのほぼ全部。Aマウントレンズの一部レンズでは3軸補正になるとのことですが、その場合はカメラ本体が左右上下に移動する「シフト」方向のブレ補正ができなくなるそうです。

角度ブレを補正する「ヨー」「ピッチ」は主に望遠レンズを使っている時に活躍。シフトブレ補正はマクロレンズなどを使っている時に効き目が大きく、回転軸ブレのロールについては広角レンズなどでシャッターを押したときの衝撃で回転するものを補正するそうで、5軸補正のそれぞれの機能が使用シーンに応じて効き目が変わるというのは面白いですね。

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オールドレンズ、他社製レンズなどで焦点距離のデータがカメラ側にやってこない場合は手振れ補正の調整をマニュアルで行うことになります。

またこれから2月にも発売になりますがソニー製レンズにコンバージョンレンズを装着する際もマニュアルで焦点距離を入力することになるそうです。

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焦点距離は8mmからあります。使っているレンズに合わせて自分で焦点距離の設定をすることになります。

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最長焦点距離で1000mmとなっていました。

手振れ補正機能についての操作項目はこれだけとなっています。あとは全部カメラ任せになります。

 

そんなわけでマウントアダプター「LA-EA4」を持ち込んでテストです。

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まずはフルサイズ対応の望遠ズームレンズ「SAL70400G2」から挑戦。すごく重いレンズと感じられるかもしれませんが持ち方にコツがあるというか慣れると、普通に1日持ち歩いて手持ちで使うことができるようになります。

とはいえ、手持ちだとぷるぷるすることも多々あるので、これがα7で手振れ補正機能付きで使えるのは超嬉しい。α7+Aマウントレンズを使う時の唯一の泣き所が手振れ補正でしたからね。天気が良くて明るいところでの撮影ならシャッタースピードが稼げるので大丈夫なんですけど暗くなると途端に不安になります。

SAL70400G2を使う時はお約束でAマウントの"α77II"を使うしかありませんでした。

しかし光学5軸手振れ補正を搭載したα7IIがあれば、手振れ補正についてはこちらの方が上です。AFが必要なければLA-EA3にしてトランスルーセントミラーを通さないでより明るい光で撮影をすることも可能。選択肢が広がります。

シャッター半押しで手振れ補正が効くようになります。

従来のαの2軸補正よりもすごい5軸補正。さぞかしステディカムみたいな補正があるのかと思うとちょっとがっかりします。補正精度は高いモノの補正量はそれほど大きくはないはずで、自分の意思でカメラを動かすとそういうときは補正されず画面は動きます。ここでシャッターを切るぞ、と、フレーミングを固定するとピタッと止まってくれる感じです。

なるほど、これが5軸補正か。望遠レンズだと一番わかりやすいですね。

 

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続いては持ち込みのレンズですでに生産終了のレフレックスレンズ500mmです。非常に軽いレンズです。Gレンズみたいな切れの良さはありませんが、それでも持ち歩きやすいので大事にとってあるんです。

で「Aマウントレンズの一部レンズでは3軸補正」になっていますが、おそらくこのレンズはその1本。なんせすでに生産終了になっているし、イメージサークルが小さく手振れ補正できる範囲が狭そう。

使ってみるとやはり手振れ補正が1段劣る感じがします。シャッター半押しにしてみても、ぷるぷるするというか、ぷるぷるまで行かなくてもググッ、ググッと動いてしまう感じがあります。

ま、それでも手振れ補正が使えないわけではないので大助かり。Eマウントボディのカメラでレフレックスレンズを使う場合は手振れ補正無しで使うしかなかったので、500mmの超望遠撮影にはとても使えなかったのですが、超ありがたいところ。

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その他、3軸補正になりそうなレンズはこのフィッシュアイレンズですかね。これも手振れ補正をすると画質に影響が出そうな気がしますので。(装着しての確認はしませんでした。)

 

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そして、最後に100mmマクロ「SAL100M28」もテスト。

これも4.5段まで行かなくても3~4段くらいは手振れ補正の効果が期待できます。1/15~1/30秒くらいまで使えるかな? と、言いたいところですが100マクロはただでさえ撮影が難しいレンズ。そんなシャッタースピードにせず1/100秒とかで普通に撮影してより成功率を上げたいですね。

シフト補正の効果が期待できるのが、このマクロレンズ。100mmマクロだと失敗率が高いのでシャッターを多めに切るか、もしくは50mmマクロを使っていたんですが、そういう苦手意識がこれならなくなるかも。

実戦で使ってみないとなんとも言えませんが、ショールームで使う分には百発百中でビシビシ撮れました。α7IIが来たら、まず最初にマクロレンズで遊びたいかも。

なお、今回の私の試し撮りの様子は動画で撮影させてもらってきています。言葉で言ってもなかなか感じが伝わらないと思うんですが、こちらをみていただくと手振れ補正効果の様子がわかるかも。

そして、こちらはメーカーが用意しているPR動画になりますが、実機を触ってみてからこちらの動画をみると、特に誇大な表現をしている感じもなく「そうそう!実際こんな感じ!」とは思えます。

こちらの動画も必見!!

 

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その他、ショールーム展示では新型の縦位置グリップも用意がありました。ボディが厚めになったため従来品では利用ができず新開発のものが必要になったというところでしょうけど、シャッターボタン周りのデザインとか、α7II本体と同じものになっているんですね。

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これが縦位置グリップ使用時のシャッターボタン、ダイヤル類です。

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Aマウントボディのときは十字キーまで縦位置グリップの方に移植してくれていましたが、α7シリーズではそこまではないようです。それでもコントロールボタン3までが使える様になっています。

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バッテリーは2本ストックできます。α7Sでの長時間タイムラプスとかのときにはこれが重宝するんですがα7IIの場合はどうでしょうね。ウェディング撮影とか、望遠レンズ装着でバランスを取るために、という方が使われるくらいかな。

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バッテリーは2番から消費しているので、おそらく今までと同じ仕様、残量の少ないバッテリーを優先して消費するということをしてくれているみたいです。

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なお、縦位置グリップは常時展示ではありません。

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ショーケースに入って展示されているので、使ってみたい方はリクエストして利用するというスタイルになっています。明日以降はハンズオンコーナーができるのでそちらで展示があるかもしれませんが、使ってみたい方はアテンダントさんにご確認ください。

 

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ということで、銀座ソニービルショールームで展示中のα7IIでした。

マクロレンズを使った時の補正が史上最高に良い感じで、苦手だった100mmマクロを克服するのに最高のボディかも!と、思えつつ、シフトブレを補正してくれる5軸手振れ補正がどこまでブレを防止してくれるのかも試してみたい感が盛り上がりまくり。

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交通量の多い橋の上とかでの撮影時にダンプの振動を吸収してくれたりするのかな?とか、電車の中での撮影のときに瞬間的なブレを抑えてくれたりするかな?とか、試してみたいシチュエーションがたくさんあります。

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マウントアダプターを使ってAマウントレンズを使えるけど手振れ補正がなぁ。。。と、α7ユーザーさんなら一度は考えられたことがあるはず。望遠レンズでの撮影、マクロレンズでの撮影機会が多い方は是非、お試しになってみてください。

明日より銀座ソニービルショールームではタッチ&トライイベントを開催予定。当店でも12月5日の発売日より実機展示を行い12月6日には店頭でのお試し撮影会をしてみたいと思います。

 

世界初のフルサイズ5軸手振れ補正機能搭載カメラ"α7II"は12月5日発売予定です。

 

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☆当店blog 14.11.20「世界初 光学5軸手振れ補正内蔵フルサイズ"α7M2"発表」 

 

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Noir

さすが佐藤さん、読みごたえありました!
by Noir (2014-11-26 22:30) 

店員佐藤

♪Noirさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

Noirさんみたいに展示初日の一番乗りはできませんでしたが
雨のおかげで空いているところで取材をさせてもらえました。
実戦で早く使ってみたいです。
by 店員佐藤 (2014-11-27 13:58) 

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