STFレンズ『SAL135F28』の話:ソニーショップ★テックスタッフ:So-netブログ
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STFレンズ『SAL135F28』の話 [┣ デジタル一眼“α”]

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明日はバレンタインデー。「St.Valentine Day」ですが今「ST」という文字を読むとSTFレンズの今年しか思い浮かばないのはソニー"α"ファンの方たちだけでしょうね。w

一昨日のαハートバスツアーの道中にもSTFレンズの話で花が咲いていたのですが、そのときにお客様からいろいろSTFレンズの事を私が教えてもらってきました。へー、そうだったんだ!?というSTFのウンチク小話をいっぱい教えてもらってきました。

そんなことこともあってAマウントのSTFレンズ「SAL135F28」を今日は持ち帰って、近所の公園で試し撮りをして実践してきました。

 

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こんにちは、店員佐藤です。

こちらが今日、持ち歩いていたSTFレンズ「SAL135F28」です。装着しているカメラは"α7S2"でマウントアダプターはミラーを内蔵していない「LA-EA3」です。位相差AF+モーターを内蔵した「LA-EA3」を使っても、このレンズはMF専用レンズになっているのでAFは使えません。α7シリーズで「SAL135F28」を使うなら「LA-EA3」を用意するのが正解なんです。

 

さて、ソニーのAマウントのSTFレンズ「SAL135F28」は2006年10月6日に発売になりました。α100本体が7月に発売になっていて第2弾の製品群で85mmプラナーなどと一緒に登場。

その年の12月にはソニードライブのスペシャルコンテンツとしてプロカメラマン桃井一至氏のαレンズ紹介が始まるのですが、そのときも第一弾として紹介されたのがSTFレンズでした。

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☆ソニー「プロカメラマン桃井一至が語るαレンズ STFレンズ編」

今までのサイバーショットよりもずいぶん大きくなったなぁ、でも、写りは格段によくなったなぁ、位にしか思っていなかった私にもこのレンズの写りの違いはよくわかりました。

背景ぼかしとかの技も覚えたてでしたが、そのボケの描写が他のレンズとは全然違っていて、STFレンズで撮影した写真だけはすぐに判別がつくようになります。

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その秘密がアポダイゼーション光学エレメントというもので、レンズの周辺に行くほど光量が落ちるフィルターを使っており、ボケ増の周辺部だけが光量が落ちて、自然なボケになるようになっています。

ソニー「SAL135F28」が発売された当時はソニー"α"にしかないレンズで、このレンズを使いたいがために"α"を買わざるを得ない、という強力なレンズだったのですが、今は富士フイルムさんにも同様のレンズが発売されています。ただ、その効果はソニー"α"よりも効果は薄いみたいですが、商品ページを読むと、この原理の説明は非常にわかりやすかったりします。

☆富士フィルム サポート情報「アポダイゼーションフィルター(APDフィルター)の原理と効果」

なるほど、球面収差を使ってボケ味をコントロールするわけですが、そのおかげでレンズというのは前ボケと後ろボケのどちらかに味があると、反対側は2線ボケが起こりやすくなるわけですか。

STFレンズでは、それがなくフィルターでぼかすので前後ともに理想的なボケ像が造れる、というわけです。

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素朴な疑問としてそうやってレンズの周辺の光量を落とすと周辺光量が落ちてケラレとかが起こりそうなものですが、結像しているところで光量を落とすわけではないので、それは問題ないみたいですね。絞り込んでも周辺光量が落ちないのと同じ理屈みたいです。

DSC00021.jpg

実際のアポダイゼーション光学エレメントがこちら。2015年の「CP+」にてソニーブースで突然展示されていたものになります。このときからEマウントでSTFレンズが出てくるんじゃないかと期待が高まっていたんですが、それから2年待たされましたね。

このエレメントによりレンズの周辺の光量を落とすのですが、これに近いところに絞り羽根があり絞り開放の時にSTFレンズとしての効果が最大になり、Tナンバー6.7よりも絞るとSTFレンズではなく普通のレンズになってしまう、というのもこのレンズの特徴。

そう、レンズの周辺部分で光量を落とすのですが絞り込むと絞り羽根で周辺部を使わなくなるため、柔らかいボケがでなくなるというわけです。

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そんなわけで「SAL135F28」には2つの絞り羽根が入っていてSTFレンズとして使えるTナンバー4.5~6.7は手動絞りの10枚羽根。自動絞りの際は9枚羽根を使うという特殊な構造になっているそうです。

なるほど、そういうわけでSTFレンズは絞り開放で使うべし、ということだったですね。

※100M28GMは11枚羽根絞りをひとつ搭載するのみとなっています。

 

という、理解をしたところで、今日は公園までドライブして色々試してきました。まずは比較レンズとして「SEL24240」を持ってきているのでこれで普通に撮ってみます。

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"α7S2"+SEL24240 F6.3 1/200秒 焦点距離154mm

通常の高倍率ズームレンズで絞り開放にして撮ってみます。見どころはタヌキらしき像自体ではなく背景のボケです。ボケに輪郭があり丸い円がいくつか見つけられます。

立体感はあるものの、やや煩雑に見えます。

SAL135F28-06.jpg
"α7S2"+SEL24240 F32 1/160 焦点距離135mm

ちなみに絞り込むとこういう写真になります。絞ると手前の被写体と背景までフォーカスが合っている範囲が広くなります。説明写真としては良いのですが、撮りたいもの、テーマを明確にしたいデジタル一眼写真的にはちょっと残念な感じになります。

では、ここでSTFレンズにスイッチ。

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"α7S2"+SAL135F28 F4.5 1/320

STFレンズ「SAL135F28」の絞り開放です。絞りは実際にはF2.8相当のボケになるのですが明るさはF4.5相当の暗さになるためTナンバーの4.5での撮影になります。

背景のボケに先ほどの輪郭はまったくありません。水彩画の様にトロトロにぼけて暮れています。こういう理想的なボケを強制的に作ってくれるのがSTFレンズの特徴です。

SAL135F28-08.jpg
"α7S2"+SAL135F28 F5.6 1/250秒

一段絞ってTナンバー5.6にしてみました。それほど背景のボケに大きな違いはありません。被写界深度を深くしたいときに使えます。

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"α7S2"+SAL135F28 F6.3 1/200秒

これがTナンバー6.7にしたときのカットです。STFレンズとして使えるのはここまでで、これ以上絞るとアポダイゼーション光学エレメントの効果が出にくくなります。

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"α7S2"+SAL135F28 F8 1/160秒

F8まで絞ると普通のレンズと同じになります。点像の周辺に線が見え始めました。

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"α7S2"+SAL135F28 F11 1/160秒

あとはもう普通の単焦点レンズとなってしまいます。背景のボケを最大にできるのは被写体を最短距離で撮影して背景と被写体の距離があり、さらに絞り開放時が一番有利。

なのでSTFレンズを使う時は最短撮影距離で絞り開放にして使うのが一番特徴が出やすいということになります。 

使いどころはいろいろあって、ポートレート撮影のときも背景のボケなどを気にせずに取れるためシチュエーションを選ばずに自由に撮れます。

SAL135F28-12.jpg
"α7S2"+SAL135F28 F4.5 1/320秒

こうした野鳥の撮影などでもうるさくなりがちな背景の枝などを気にせず撮れます。

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"α7S2"+SAL135F28 F4.5 1/640秒

自然なボケが作れるので、被写体を選ばずに使えるとも言えます。ただ、このレンズはMF専用なので野鳥撮影にはちょっと厳しいんですが、明日、受注開始になるEマウントの「SEL100F28GM」はAFが使えますからね。

コントラストAFだけではなく、像面位相差AFも使えるそうですし、瞳AFが使えるならポートレート撮影でも威力を発揮しそう。

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"α7S2"+SEL24240 F6.3 1/250秒 焦点距離240mm

最大撮影倍率0.25倍はSAL135F28と同等です。こうした花の撮影でも威力を発揮するはず。ちなみにこちらはSEL24240でのロウバイの撮影です。

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"α7S2"+SAL135F28 F4.5 1/200秒

STFレンズではこんな柔らかいボケになります。ちなみに右下にあるのは前ボケで左側はすべて後ろボケです。どちらも見事にふわふわになります。

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"α7S2"+SEL24240 F6.3 1/250秒 焦点距離226mm

紅梅です。枝の線が目立つボケになります。

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"α7S2"+SAL135F28 F4.5 1/200秒

STFレンズならそれらもできる限りじわっとぼかしてくれます。

SAL135F28-18.jpg
"α7S2"+SAL135F28 F4.5 1/160秒

ロウバイも近所で咲いていました。自分で撮ったものではないみたいな写真がいとも簡単に撮れます。

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"α7S2"+SAL135F28 F4.5 1/250秒

こうした写真をAFで撮れたらなぁ、というのが10年来の夢だったのですが、ようやく「SEL100F28GM」で実現しますね。 

DSC07479.jpg
α100+SAL135F28 F4.5 1/3秒

ここからは以前、撮影した写真になります。イルミネーションなどの点光源でも威力を発揮します。自分でフォトショップで加工しまくった様な点光源が作れます。

DSC00052.jpg
α77+SAL135F28 F4.5 1/400秒

ソフトフィルターを使っているわけではないので結像しているところはあくまでもシャープに写り、背景だけが強力にぼけてくれます。 

DSC01611.jpg
α350+SAL135F28 F4.5 1/400秒

「SEL100F28GM」の発売日はまだ確定していなくて4月発売予定となっています。今のところ、それだけが不安要素というか桜のシーズンに間に合ってくれないかなぁという想いばかり。

ただ、河津桜がすでに見頃を迎えるなど、今年はなんか早咲きになりそうな気配ですね。だめかなぁ。東北の方たちがうらやましい、という話になりそうです。

DSC06156.jpg
α100+SAL135F28 F4.5 1/320秒

聞くところによるとミノルタSTFレンズが発売されたのは1998年だったとのこと。来年で20周年になるそうです。VAIOの発売が1997年で今年20周年を迎えていますが、そういうのが多いですね。

あ、そういえば、私もソニーショップに配属されて店員になったのが1998年6月でした。STFレンズと同じ職歴になります。なんか他人には思えなくなってきました。

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明日は朝10時から「SEL100F28GM」がソニーストアで先行予約販売が開始になります。当店は朝9時より臨時営業を行い、出勤前に当店店頭からオーダーができるように準備をいたします。

先行予約販売が開始になりましたら、即時、blogでもお知らせをいたします。出荷本数の情報などがまったくなにも入ってきていないのが不安なのですが、2015年からCP+で予告展示をしていることを考えると、きっと用意されている本数は多いはず。

G Masterレンズとしては4本目になりますが価格は最安値のレンズになります。ソニーとしては撒き餌レンズというか、これで他社ユーザーさんを一気にソニー"α"に乗り換えてもらうための戦略的な価格で出してきているはず。お得なレンズになっていますので、まずはソニー"α"ファンの皆様、先にゲットして使わせてもらいましょうね!

 

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