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ソニーポータブル電源の電力容量を実証レポート [★店員佐藤の写真日記]

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全国2000万人のソニーバッテリーファンの皆様、お待たせいたしました。

新発売の20000mAh容量のポータブル電源「CP-B20」の開梱レポートで予告していましたが、今回は積算電流表示機能を搭載したUSB簡易電圧・電流チェッカーを用意して、ポータブル電源やモバイル機器の積算電力を測ってみました。

というのも、20000mAhって言われても、これを使って何をどれくらい充電できるものなのか正確にわからないじゃないですか。一度、手持ちの機器で充電に必要な電力量、また放電できる電力量をしっかりと計ってみたかったんです。

かなり時間がかかる測定だったんですが、皆さんの参考になれば幸いです。

 

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さて、CP-B20の20000mAhとか、CP-F10Lの10000mAhという容量ですが、それってどこから来ているんでしょうね。電気に詳しい方でしたらもっと上手い説明ができると思うんですが、ここで表示されているA(アンペア)って電流量を表しています。これは1時間にどれだけの量の電流が流れているかという表示になるわけで、電圧であるボルトとかけて初めて電力量になります。

川にたとえると、川の断面の水の量を量っているだけでどれくらいの量の水が流れていて、結局、何リットルの水があるのかはこれではわかりません。

上記のバッテリーはこの春発売された「CP-V3A」になるんですが、容量はそれでいうと3000mAhということになります。で、この数値の電圧が3.7Vなんだそうです。これが電池の電圧で、おそらく一番効率的な電圧になるんだと思います。

それをUSB端子の規格に合わせて5Vで出力することになります。そうすると電圧を上げるためにそこで電力をやや消耗。実際に取り出せる電力量はやや減ったものになります。

で、またややこしいことに充電するモバイル機器の方の電力量も計算しなくてはいけなくて、結局正確にはポータブル電源を使うとどれをどれだけ充電できるものなのかの正確な目安が私にはわかりませんでした。

ということで、そこに用意したのが今回の電流チェッカーです。

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amazonで1380円でした。この手の物も海外生産で今はすごく安く手に入ります。

ルートアール USB 簡易電圧・電流チェッカー 積算機能・VA同時表示対応 RT-USBVAC

ルートアール USB 簡易電圧・電流チェッカー 積算機能・VA同時表示対応 RT-USBVAC

  • 出版社/メーカー: ルートアール
  • メディア: エレクトロニクス

正直言って、機器の作りは価格なりでボタンを押し込んだときの感触もふにゃふにゃだし、ページ切り替えの具合もちょっとおかしく、長押ししたときの動作もどこか電力が足りないのか?という様な動作をするんですが、それでも必要十分な機能がついています。 

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製品本体はご覧の通り、USBケーブルがついていて、反対側にUSB端子の雌があり、ここを通過するUSB電源の電圧、電流を計測するだけ、というシンプルな機能になっています。

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実際の使い方はこんな感じです。ポータブル電源から電流チェッカーに電流が流れて、その後スマートフォンなりタブレットなどのUSB充電ができる機器をつなぎ、この間に流れている電力を測定します。

精度については、ここで流れている電流を計る機器が他にないもので調べようがないのですが、電圧表示を見ると4.97V~5.04Vの表示になっていてほぼ正確なものと考えられそうです。

本体についている液晶表示にも電力が使われているはずなので、その分が計算に入っているのかどうかはわかりませんが、ま、それくらいは誤差の範囲と思えます。

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表示は電圧のV(ボルト)、電流のA(アンペア)、そして積算電流がmAh(ミリアンペア)として表示されています。一番最後の数字がページになっており0から9まであるので、切り替えて10個のメモリーを持てるようになっているのですが、ページ切り替えの動作がやや怪しいので、私は0チャンネルだけをつかっています。

ボタンが一つだけついていますが、これを普通に押すとページ切り替え。切り替えたあとにダブルクリックするとページ固定。ボタンを5秒長押しすると表示されているページの次のページの積算電流が0になる、という不思議仕様。

ま、使い方を覚えればなんとか思い通りに計測をすることはできます。

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これは10000mAhの「CP-F10」から3000mAhの「CP-V3A」に充電をしているところです。ポータブル電源からポータブル電源への充電もできます。

できるんですが、充電するときと放電するときでは効率が違うようで充電にはより多くの電力が必要になります。具体的に言うと、私が実験してみたところでは充電した電力のCP-V3Aは約6割、CP-F10Lでは約7割しか放電ができないことがわかりました。

こうしたポータブル電源からポータブル電源への意味の無い充電のやり返しをしているとおそらく2~3回で電力がほぼ無くなってしまうことになるんじゃないですかね。

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ポータブル電源で充電ができるものというと、今やスマートフォンやタブレットだけではありません。デジカメのサイバーショットや、デジタル一眼カメラ"α"もマイクロUSB端子を使ってバッテリーの本体内充電ができます。

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ここでは代表的なバッテリーということで、"α7"で使っている「NP-FW50」と、サイバーショット用のバッテリーで「NP-BX1」の2つも実験してみます。

なお電池容量をチェックするとNP-FW50は「7.2V 1020mAh 7.3Wh」という記載になっています。サイバーショット用の「NP-BX1」は「3.6V 1240mAh」でした。

実際に5Vの電流量ではかると、どれくらいの電力になるんでしょう。 

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なお、今回の計測にあたり実験ノートとかは用意していません。机の上にあるメモ用紙を使って時系列に時間を計りながら積算電力量をメモっているだけです。

新品の「CP-B20」も開封した段階で6割くらいの電力が充電されていて、それを使い切ってゼロから充電して、満タン充電までに必要になった充電電力を計測しています。

表示はすべて「mAh」です。電圧は5Vで±0.01%程度です。私が計測した結果がこちら。

  充電電力量 充電時間 放電電力量
 CP-B20 19270 15時間 12561(65%)
 CP-F10L 8863 7.5時間 6401(72%)
 CP-V3A 2825 4時間 1647(58%)
 Xperia tablet Z 6274 未計測 ー
 Xperia A 2157 2.5時間 ー
 Xperia Z Ultra 3179 2.5時間 ー
 Xperia Z2 Tablet 6223 5時間 ー
 NP-FW50 2107 2.25時間 ー
 NP-BX1 1183 2時間 

CP-B20って充電時間がACアダプターで約15時間、PCからのUSB充電で約50時間という表示になっていましたが、実際にやってみたら本当に15時間5分で満充電になったことに感動してしまいました。

それぞれ1回しか計測していないので、あまりアテにならない数値ではあるんですが、それでもこれで満タン充電にするために必要な電力量と、実際に放電の際に出力できる電力量が同じ尺度で測れたので、ある程度の目安にはなると思います。

Xperia Z2 Tabletを満タン充電するにはCP-F10Lの電力をひとつ丸ごと全部使う必要がある。とか、"α7s"を夜中にガンガン使って星の写真を撮った後、CP-B20があればバッテリー6本を満タンにできる、などの目処がつけられます。

こういう表が自分が欲しかった物で、満足、満足。

※手持ちの製品でもう少し追加調査をします。上記の表はそのときに書き換える可能性がありますのでご了承ください。(2回目の検証中ですがほとんど誤差がないことが判明しました。)

 

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これらの作業、通常の仕事をしながら充電状態をモニターしている感じだったんですけど、どの製品も充電が80%くらいまで行くと、電流量がセーブされていくのがわかります。CP-B20からXperia Z2 Tabletの充電ですが最初は1.4Aくらいでガンガン充電していくんですが、最後の最後には0.2Aくらいまで落ちてチョロチョロと電流を流してちょっとずつ充電しているんです。

泡だったコーラを入れたコップに、最後はなるべくいっぱいになるようにちょっとずつ注ぐ、みたいなことをしているみたいです。

 

ということで、いろいろ実験をしてみましたが、ソニーのポータブル電源の電力容量についてはリチウムイオン電池の3.7Vでの表記を行っています。その表示についてはそろっていますので、ポータブルバッテリー選びの際はそれを目安にしていただければ大丈夫なんですが、充電したい機器が必要な電力量がよくわからないんですよね。

そういうときは電流チェッカーで一通り調べてみるのが良いかもしれません。身近な機器で、また気が向いたら計測をしてみたいと思います。

夏の旅行の前にご準備をどうぞ。

 

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Noir

ありがとうございます!!
充電と放電に差があるんですね~

NP-FW50を20000だと6回も充電できるとは(@_@;)
10000だと3回ですか~、素晴らしい表ですね☆

Xperia A とほぼ同じ容量なので、スマフォとカメラと・・・と始めてしまうと 10000 1つでは足りない感じでなんですね(^^ゞ

by Noir (2014-07-12 00:38) 

店員佐藤

♪Noirさん、こんにちは。
充電にかかる電力と、放電できる電力の差というのは
結構大きなものがありました。3.7Vから5Vに昇圧させる
ので、その分のロス、とかですかね。

20000mAhのCP-B20からNP-FW50は6回の満タン
充電ができるんですが、1台ずつだと時間が相当かかると
思います。

Noirさんみたいにα7を3台お持ちであれば同時進行で
3本のバッテリーを充電出来るし、だとしたら使いでが
あるかも!! キャンプ遠征のときにご利用くださいませ。
by 店員佐藤 (2014-07-12 13:10) 

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