ハイブリッドドライバーユニット搭載『XBA-H2』『XBA-H1』開梱レポート:ソニーショップ★テックスタッフ:So-netブログ
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ハイブリッドドライバーユニット搭載『XBA-H2』『XBA-H1』開梱レポート [┣ Walkman & Audio]

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大変お待たせいたしました。10月17日より出荷が始まっているハイブリッドドライバーユニット搭載の新型密閉型インナーイヤーヘッドホン「XBA-H2」「XBA-H1」の開梱レポートをお届けします。

 

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ソニーさんのプレスリリースがあったのは9月5日でした。もう2か月も前の話になるんですね。その間にハイレゾ音源対応のウォークマンZX1やF880シリーズが登場し、さらにはハイレゾ音源対応のコンポ類も登場してきて、発表時と現時点ではなんか見方が変わってしまったような気がします。

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おさらいをしておくと、このヘッドホンはバランスド・アーマチュア・ドライバーユニットというソニー製品としては2011年に登場した新しいユニットと、従来のスピーカーの形をしたダイナミック型ドライバーユニットを一緒に搭載したヘッドホンになります。

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昨年まではバランスド・アーマチュアヘッドホンというと、そのユニットを1~4個搭載し複数のユニットで音域を広げて鳴らしていましたが、今回のXBA-Hシリーズではバランスド・アーマチュアユニットが得意とするキレの良い高音部分と、パワフルに鳴るドライバーユニットをハイブリッドで搭載したところが新しいポイント。

XBA-H3、XBA-H2、XBA-H1という3モデルがラインナップにそろっており、XBA-H1とH2はバランスド・アーマチュアユニットとダイナミック型ユニットをひとつずつ搭載。XBA-H3はバランスドアーマチュアユニットを2個搭載し、スーパートゥイーターに使ったハイレゾ対応のヘッドホンとして発売しています。

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XBA-H3はインナーイヤーレシーバーとして3Hz~40kHzの超高域再生を実現したモデル。どうやらこれに人気も集中したようで。。。

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ソニーストアでは「入荷次第出荷」ステータスのまま。販売店ルートでも入荷未定状態の品薄製品になっています。

あいにくそういうわけで当店にもまだXBA-H3の入荷はなく、現在、入荷待ち状態。先にXBA-H2とXBA-H1については入荷していますので、今回はまずさきに、こちらの2製品の紹介をしよう、ということになります。

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あいにく2モデルともソニーさんの「ハイレゾ対応」ロゴはついていませんが、それでもウォークマン付属のヘッドホンでもハイレゾ音源の違いは聞き分けができるくらいです。ハイレゾ音源にこだわらなければXBA-H1、XBA-H2でも十分楽しめるはず。

だいたい、XBA-H1が15,800円、XBA-H2も25,800円とすごい値段のヘッドホンなんです。ちょっとXBA-H3の到着まで待てないので開梱しちゃいます。

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先にXBA-H2の方から。

こういうのって開封するときの楽しみがあるのであまり詳細をご案内すべきではないのかもしれないんですが、高級感あふれるパッケージになっています。

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XBA-H2の同梱品をパッケージから出してみたところがこちら。

イヤホン本体についているのが標準コードで、それ以外にスマートフォン用リモコンマイクつきコードが付属。さらにアジャスターとキャリングケース、イヤーピースがついてきます。

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あれ? イヤーピースは標準のモノ以外にシリコンフォームの特殊なものがついてくるはずだったんだけどなぁ。。。と、思ったらパッケージに入っているこちらの黒箱に別途入っていました。

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こんなところに隠されているとは。。。これ、知っていないと気がつかなくて、使わずじまいの人とかいそうな気がします。

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これはXBA-H1もXBA-H2もXBA-H3も仕様は一緒のはず。ヘッドホンに最初からついているのはハイブリッドイヤーピースのMサイズで、それにSS、S、Lサイズの3つの予備イヤーピースがついてくるのと、新開発のシリコンフォームイヤーピースのS、M、Lサイズがついてきます。

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この赤いスポンジみたいなのが充填されているのがシリコンフォームイヤーピースになります。以前はノイズアイソレーションイヤーピースと呼ばれていたものが進化した感じですかね。

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写真右が私の使っているノイズアイソレーションイヤーピースなんですが、使っているうちに中に入っているスポンジがちょっとずつ広がってきて、そのうち、こうしてボーボー状態になってきてしまうんです。シリコンフォームイヤーピースならばこうした変形はしなさそうなので、より長く使えそう。

せっかくついてくる新しいイヤーピースです。当然、これにイヤーピースをつけかえます。

装着感ですが、イヤーピースに詰め物がされている感じがすごくします。おかげで耳の中で均一に圧がかかるというか、特にXBA-H1もXBA-H2もイヤホンキャビネットが大型で思いイヤホンになっているので、シリコンフォームイヤーピースでないと落っこちやすくなる様な感じ。

うん、これはなかなか良い感じです。

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専用のキャリングケースはこれまた立派なものが付属しています。取説を読むと、そのしまい方も記載されています。中には二つのポケットがありイヤホン本体とコードは分けて収納するようになっています。

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それとこちらがアジャスター。コードは1.2mの長いものになっていて、これをアジャスターに巻きつけて長さ調整をしてくださいということになっています。これで最長50cmを巻きつけることができるので約70cmのコードにすることが可能。

70cmならば胸ポケットにウォークマンを入れて使うのにも良い感じの長さにできます。

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XBA-H1は通常のコードが1本入っているだけ。XBA-H2では2本のコードが入っていて、通常のコードと、スマートフォン用リモコンマイク付コードになっています。

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スマートフォンはiPhoneだけではあくAndroidにも対応しているとのこと。アプリをダウンロードしてインストールするとご覧のようなカスタマイズができるそうです。

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ここではXBA-H2の音をとにかく早く聞いてみたいもので、通常コードをアジャスターで一番短くして使用。

 

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変わって、こちらはXBA-H1の開梱状況です。シリコンフォームイヤーピースはパッケージの底にある黒い箱に入っています。こちらも気がつかない人は気がつかないですよ。

ちゃんとこの底の箱からシリコンフォームイヤーピースを取りださなくては。

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スマートフォン用コードが入っていないのと、それとキャリングケースも仕様が違って居ました。こちらはチャックがついていなくて、フラップから中にイヤホンを押しこんでしまうタイプになっています。

これはこれでシンプルで良いかも。

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こちらもアジャスターがついているので丁寧に巻いて最短仕様にしてみました。

コードはセレーションコードと言って、縦に細かい筋が入っていて、これにより摩擦を減らして絡みにくくする工夫がされています。コードの裏表で赤と黒のカラーがついていて、アジャスターに巻きつけるときに工夫するとアジャスター部分を赤くしたり、黒くしたりすることができます。

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さて、これで音質比較をするんですが、これ、XBA-H1とXBA-H2だけを比較すると当然、XBA-H2の方がリッチな音がするし、XBA-H1が音って聞こえてしまうだけなんです。

なので、それぞれ別々の日にハイレゾ対応のウォークマンNW-F886に装着して試聴してきました。それぞれ、ちゃんと良い音でなるんです。

一応、ここで仕様を比較してみるとこんな感じ。

  XBA-H3 XBA-H2 XBA-H1
 ストア価格 37,800円 25,800円 15,800円
 ドライバーユニット 16mmダイナミック
 +BAユニット2基
 13.5mmダイナミック
 +BAユニット1基
 9mmダイナミック
 +BAユニット1基
 ダイナミックユニット
 振動板素材
 液晶ポリマーフィルム 液晶ポリマーフィルム 不明
 再生周波数帯域 3~40,000Hz 4~25,000Hz 5~25,000Hz
 コードタイプ 標準接続コード
 +リモコン付きコード
 標準接続コード
 +リモコン付きコード
 標準接続コード
 質量(本体のみ) 10g 8g 7g
 ハイレゾ音源対応 ○ × ×

ハイレゾ対応のXBA-H3だけは重量も含めて飛びぬけた性能になっていますが、XBA-H2とXBA-H1の大きな違いはリモコンコードの付属ととはウーファーを担当するダイナミック型ユニットの径と振動板素材です。

この「液晶ポリマーフィルム」というのが肝で、これを使うとヘッドホン独特の癖みたいなものがなくなり、すごいナチュラルな音がするんです。

液晶ポリマーフィルム振動板というのは本来は量産化されていなくて、研究所レベルで使う様な希少な素材なんだ、という話を聞いたことがあります。 

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おそらく、こういう振動板の素材というのは昔から何が良いんだろう?ということでオーディオメーカー、ヘッドホンメーカー各社がたくさんの素材を試しているんだと思いますが、現時点ではこれがソニーにとっての究極の素材ということになるのかも。

初めて採用されたのは「MDR-EX1000」「MDR-Z1000」という5万円近くする最高級のモニターヘッドホンでした。詳しい話は当店の過去記事でご覧いただくとして。。。

☆当店blog 10.11.9「高音質ヘッドホンに採用の『液晶ポリマー』の話」 

『液晶ポリマーってどんなものかというと、たとえて言うなら粘土のようなものなんだそうです。木でも金属でも固体だとたたくと固有の周波数で響いてしまうものなんですが、それがないものになるそうで、共鳴する周波数がないとクセのない音が鳴らせるとのこと。』

イメージそのまんまなんですが、確かに聞いてみるとこれがよくわかるんです。今まで気がつかなかったんですが、従来のヘッドホンで聞くと特定の周波数が鳴りやすくなっていて、それが知らず知らずのうちにヘッドホンで聴く時の音みたいになってしまっているんです。MDR-EX1000を聞くとその不自然な響きがなく、すっきり自然に聞ける感じがします。MDR-EX1000だけ、違った音に聞こえるんです。

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それがXBA-H2とXBA-H1の差になっていて、その音に気づいてしまうと、XBA-H2はすっきりした音。XBA-H1はその独特のヘッドホン固有の響きが感じられる音になっているのがわかります。

そこに差があるだけで、基本的には同じ報告を狙っているヘッドホン。バランスド・アーマチュアヘッドホンは振動板が金属製ということもあり耐久性に優れプロの使うモニターヘッドホンとしても利用される一方、再生帯域が狭く複数のユニットを搭載してそれをカバーするところなんですが、それをダイナミック型ユニットをウーファーにすることで、再生帯域を広げています。

従来のバランスド・アーマチュアヘッドホンではいまいち弱かったパワー感というか、音圧をぐっと感じられるヘッドホンになっています。

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では、2010年発売の初めて液晶ポリマーフィルム振動板を採用したMDR-EX1000と聞き比べてみるとどうかというと。。。MDR-EX1000はモニターヘッドホンとして作られていて、非常にフラットな特性になっています。

MDR-H2は液晶ポリマーフィルム振動板をなんとウーファーにして使っているわけで、そういう意味ではややチューニングが違っています。キレの良いバランスド・アーマチュアユニットと合わせて、広域も低域も強調された音になっていました。

通勤電車でやや音量を落として聞くのなら、絶対にXBA-H2だろう、というところ。ドンシャリ傾向が気になるという方はウォークマン側のイコライザーで低域の音をちょっと落としてあげると、ナチュラルな感じになると思います。(というか、今回のウォークマンF880シリーズもドンシャリ傾向にあるので。)

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あとはXBA-H3との音の比較もしておきたかったんですが。。。また、当店に入荷しましたら続きを楽しみたいと思います。

XBA-H3はダイナミック型ドライバがさらに径を大きくして16mmドライバーユニットにしていて、そしてバランスド・アーマチュアドライバーもスーパートゥイーターを搭載してさらに広域の音の再生を狙っているモデルです。

ドンシャリ傾向はさらに強くなっている感じもするので、イコライザーをノーマルで使う分にはXBA-H2の方がバランスも良いかもしれませんね。ハイレゾ音源の再生を主として考えるのでなければXBA-H2ってコストパフォーマンスもかなり良いモデルかと思います。

なんせ、液晶ポリマーフィルム振動板を搭載したMDR-EX1000の音を楽しむには以前は49,800円出さなくてはいけなかったのが、今回は25,800円の出費で済みますから♪

 

XBA-H2とXBA-H1については本日より新橋にある当店店頭にて試聴ができるように用意をしています。他にもハイレゾ対応のヘッドホンとしてはMDR-1RBTがあるのと、ハイレゾ対応ウォークマン「NW-F886」の展示もあります。

ウォークマンのハイレゾ体験をしてみたい方はお気軽にお越しください。

 

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★ソニーストア 密閉型インナーイヤーレシーバー「XBA-H3」のご案内はこちらから
 
※記事作成中は入荷次第出荷ステータスでしたが夕方になってから11月上旬納期になりました。意外と早く入荷しそうです。

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★ソニーストア 密閉型インナーイヤーレシーバー「XBA-H2」のご案内はこちらから

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★ソニーストア 密閉型インナーイヤーレシーバー「XBA-H1」のご案内はこちらから

☆当店blog 13.10.1「ハイブリッドヘッドホン『XBA-H』シリーズの銀座ショールーム展示レポート 
☆当店blog 13.9.5「ハイブリッド型インナータイプヘッドホン『XBA-H』シリーズを発表」  

 


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Noir

なんとXBA-H3は売り切れなんですね?!

いいイヤホンですよ~
はじめはコード交換しようかな、と思っていましたが、くるんも結構柔軟性があるので意外と邪魔にならなかったです。

取説にも書いてあるのですけど、イヤーピースのサイズがマッチしていないと低音が出ないように感じます。
最初、あれ?ソニーストアで聞いた音と違う・・・と思っていましたが、ちゃんとイヤーピースを適正なサイズに変更したところ、ちゃんと同じ音に(笑)

このイヤホンに限った話ではないですけど。
by Noir (2013-10-30 17:22) 

店員佐藤

♪Noirさん、こんにちは。
コメント、お買い上げありがとうございました。

そうでした。XBA-H3はイヤーハンガー仕様になって
いましたね。重量を比較してみるとそれなりの差が
あるので、その方が安心感もありそうな気がします。

イヤーピースはここ数年でいろんなタイプのものが
登場していますが、これがいよいよ最終形って
感じでしょうか? ホールド感がたまりません♪
by 店員佐藤 (2013-10-30 17:52) 

noriyosi

私はH1の方を買いましたが
本当に出来がいいですね
今までEX600とかいろいろ買いましたけど
これはかなり気に入りました
H2やH3も出来がよさそうな感じなので
ちょっと欲しくなりますね(^_^ )
by noriyosi (2013-10-31 00:04) 

店員佐藤

♪noriyosiさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

XBA-H1のコストパフォーマンスの高さは
かなりのものだと思います。EX600よりも
高音の伸びはかなりのものですし、レンジの
広さを感じます。

サイズもコンパクトですしね。
by 店員佐藤 (2013-10-31 17:20) 

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