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Gレンズ『SAL70400G2』試用レポート 店員の声 [┣ デジタル一眼“α”]

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3月8日発売のソニーデジタル一眼カメラAマウントの一番新しいレンズ、望遠ズームレンズの「SAL70400G2」の開梱&試し撮りレポートをお届けします。

私の腕でGレンズの試し撮りなんて生意気なことはいえず、どちらかというとGレンズに私がその良さがわかるのか試される様な気がするんですが、レンズのすごさを引き出すとか、そういう無謀な試用レポートには挑戦せず、デジタル一眼カメラ“α”歴7年目でもまだ初心者マークが全然外れる気がしない万年初級カメラマンが、このレンズを手にするとどんな風に楽しく撮影ができるのかをレポートしたいと思います。

是非、今回も最後までおつきあいくださいませ。

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望遠ズームレンズ「SAL70400G」は2009年1月に発売されたGレンズです。2008年10月に“α900”が発売になり、2009年6月に “α330”などが発売になったそのあたりのレンズ。イメージキャラクターはV6の岡田准一さんが務めていて、同時に発売されたレンズが16-35mmのカールツァイス「SAL1635Z」でした。

シルバーのレンズボディが斬新で、これからのソニー“α”のGレンズはこのカラーになるという衝撃のデビューをしたレンズでした。

それがレンズのコーティングを変更してマイナーモデルチェンジして登場したのが「SAL70400G2」になります。2013年3月8日発売でソニーストア販売価格は251,801円(税・送料込み)となっています。 シルバーカラーの初代70400Gは236,250円(税・送料込み)だったので約6%程のプライスアップになりました。

レンズボディの色が変わっただけではないので、変更点もチェックしてみましょう。

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パッケージを開けると中からはこんな専用ケースに入ってレンズが登場します。ケースの右に見えるのは専用のストラップで、これに入れてレンズを持ち運んでください、というスタイルになっています。

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中から登場したのがこちら。SAL70400G2のレンズ本体です。大型のレンズフードと一緒にケースに入っていました。

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フィルター径は77mmで、これに専用のレンズフード、キャップがついてきます。

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三脚を利用する場合はカメラボディに対してレンズがかなりの重量となるので、専用の「三脚座」がついてきます。クランプノブで留めてあるんですが、それを緩めることにより縦位置、横位置にするためにレンズを回転させることができるのと、オレンジのマーク(マウント標点)を合わせることでレンズから三脚座を取り外すことが可能。

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ちゃんと取説を読まないと、これの取り外し方がよくわかりませんでした。今回はずーっと装着したままで利用をしています。

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さて、まずは今回のモデルチェンジの最大の目玉ともいえる「ナノARコーティング」なんですが、どんな効果があるかご存じでしょうか?

空気とガラスが直接接していると境界が非常に大きい差になるため反射が起こります。それが起こりにくいようにするために境界の差が少なくなるようなコーティングをするんですが、新開発のナノARコーティングは上記のように細かい突起でコーティングをすることにより反射を大幅に減らすことができるんだとか。

光の反射が起こる、ということはその分光を通していないことになるわけで透過光が減る、ということにもなります。これによりゴーストやフレアの軽減を行うんですが、コーティングが変わるとMTF曲線なども影響を受けるそうですし、副次的にコントラストがあがる、暗部がつぶれないという画質の向上も期待ができるんだそうです。コーティングの違いによる映り具合って私にも体感できるんですかね!?

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ちなみに、こちらは「CP+ 2013」のソニーブースで展示していたナノARコーティングの反射のデモです。暗い箱の中にガラスが2枚置いてあり、上から蛍光灯を当てて光を反射させて、その違いを見せる、ということをしていました。この時の違いはまさにインチキなく上記の通りの見え方をしていました。

反射しにくい光というのがあるんだと思いますが、それにしてもこの威力には期待ができます。

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そして、2番目の特徴?が、レンズボディのカラー変更です。写真左が銀座ソニービルショールームで見せていただいた新型のG2と、従来モデルのG1の比較です。 レンズの銘板の場所も変わっているんですが、実物をみるとレンズの印象がこれでだいぶ変わります。

2011年のCP+ではこんな展示があったのはご存じでしょうか?

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まだ“α77”が開発中で、開発中のボディの参考出品というのと、500mmF4のGレンズも参考出品になっていました。この時は500mmF4もまだシルバーボディ。その奥にピカピカのレンズボディが目新しく、これなんですか!?と、聞いてみたら塗装前のボディという話を聞いたことがあります。

このイメージがあるので、シルバーボディも悪くないと思いつつも、やっぱりGレンズと聞くと白いレンズボディがトレードマークなんですよね。

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そして第3の特徴がAF性能の向上で4倍速くなったとのこと。

AFの速度が4倍も速くなるって並大抵のことではありません。それ本当ですか?と、試作版と、従来モデルの使い比べをする貴重な体験を銀座ソニービルショールームでさせていただいているんですが、確かに違いがあって4倍違うというのもうなずけるほどでした。

従来の70400Gではフォーカスが迷いながら合うという感じで、音にすると「ガーッガッガッガガッ」という感じでフォーカスを合わせるところを、モデルチェンジしたG2ではピントが一直線に「スーッ」と合っていく感触を味わえました。デュアルAFシステムを搭載している“α99”で使うとまた違った感じになるのかもしれませんが、私の“α77”で使うと、その差、歴然。

ソニーストアの本体価格で6%のプライスアップは納得のいくものでした。

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さて、比較というとSAL70400Gの従来モデルと新型モデルの比較よりも、こちらの比較を気にされる方の方が多いのでは? 一番手の届きやすいGレンズで70-300mmの「SAL70300G」との比較です。

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★ソニーストア 望遠ズームレンズ「SAL70300G」のご案内はこちらから

ダブルズームレンズキットについてくる望遠ズームレンズから「SAL70300G」へステップアップするとその映りの良さに誰もが驚き「Gレンズってこんなに写りがいいのか!」と、ここからレンズ沼にはまっていく方も少なくありません。

私もそのクチで撮影した写真の情報量の多さ、要するに解像感が高く森でも木でも細かい描写がぎっしりとあるものを撮った時の解像感がたまらなかったり、また背景のボケの綺麗さに気がつきやすいレンズだと思います。

ダブルズームレンズキットの望遠レンズとの歴然とした差をこのレンズで味わった方が、じゃ、この上を狙ったときに70400G2でまた同じ感動が味わえるの!?というところ。私も使い慣れた70300Gとの違いが気になるところです。

まずはその重量を比較してみるんですが。。。

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バッテリー、メモリーカード、レンズフードまで入れた“α77”+SAL70300Gの全装備重量がこちら。実測で1588gでした。なるほど、1.5リッターのペットボトルを首から下げて歩いているくらいなんですね。この組み合わせだと。

では、ここでSAL70400G2にレンズを交換して、三脚座までつけた状態で計測をしてみると。。。

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あらら、エラーが出てしまいました。このタニタのキッチンスケールは最大重量が2kgまでなんだそうです。ということはこれで軽く2kgをオーバーしているみたいです。

レンズとボディを分けて計測してみます。

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まずはレンズだけで1695g。なんと、レンズの方だけで“α77”+SAL70300Gの重量を超えてします。それなりの重量級ではあるんですね。

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ボディが748gだったので、2407gになります。800g増です。

ま、そんなものですか。もう一本レンズを持って行くと大体そんな重量になるので、SAL70400G2はレンズ2本分って感じです。

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なお、当店ではソニーさんの協賛のもと、たびたびショップセミナー、α体験会を開催していて、その都度、貸出レンズのリクエストでSAL70400Gが人気を博し、お客様には何度も使っていただいているんですが、私は以前発売されたときに使わせてもらってそれっきりです。

お客様からはこのレンズを使うと「まずは体力をつけないと買えないです」なんて言われたりするんですが(^^)/、さて、実際に使ってみるとそんなに重たいものなんでしょうか?

そういうのも含めて、試し撮りの旅に出発です。

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最初はこちらから。金曜日に行ってきた羽田空港です。

☆当店blog 13.3.8「NEX-5R+SEL20F28で『羽田空港』タイムラプス撮影」 

NEX-5Rでのタイムラプス撮影をしながら、その隣で一脚を装着したSAL70400G2+“α77”でじゃんじゃん写真を撮っていました。

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α77+SAL70400G2 F16 1/160 シャッタースピード優先 焦点距離:210mm

飛行機写真の撮影はやっぱり流し撮りをしないと! ということでシャッタースピード優先にしてシャッタースピードをわざと遅くして、離陸する飛行機に合わせてレンズを向けてシャッターを連写します。

ズームはおおよその一番近いところで機体前部が映るくらいのサイズにしておき、私も初めて使ったんですがAFエリアをゾーン指定にして、コンティニュアスAFモードにして飛行機を追いかけます。ひたすらその繰り返しで撮影をします。

背景がシャッター速度の遅さからぶれてくれて、そして機体だけがしっかりとフォーカスがあってくれると背景から飛行機の期待が浮き出ているように見えます。決まるとこれがうれしいんです。

SAL70300G と比べると、やはりレンズが重いので最初は機体を追いかけるのが難しくついていくことができなかったんですが、数回練習すると成功率がグンと上がるみたいで、後半は失敗作も減っていました。レンズ、確かに重いんですが、持ち方のコツがわかってくると、ファインダーの中の画像でみてもぶれが少なくなっていくのがわかります。

ふむふむ、体を鍛えなくてもなんとかなるものですね。

あとは70300Gが焦点距離300mmで35mm判換算で450mm相当。70400G2が焦点距離400mmで35mm換算が600mm相当になります。この150mmの差が大きく、ぐっと焦点距離を長くして寄って撮影すると写真がぶれやすくなる、というのも味わいます。

シャッタースピードは焦点距離分の1というのが基本で450mm相当だったら1/500秒くらいまで、600mm相当だと1/640秒くらいが限界値になります。シャッタースピードではたったの1ノッチ分だけの違いなんですが、これもその差が大きく、70300Gよりも手振れには気をつけないといけないようです。

ただ、その分、思い切り寄れるので70300Gを使っていた今までは撮れなかった写真がなんでも撮れてしまいます。

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α77+SAL70400G2 F22 1/100 シャッタースピード優先 焦点距離:400mm

駐機している飛行機のコックピットにレンズを向けると、これもので大きく機内の様子が見えます。すごいです。もうちょっとでパイロットさんが持っている資料の文字が読めてしまいそう。

なるほど、これが400mm(35mm換算で600mm)の世界なのか。

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α77+SAL70400G2 F5.6 1/1250 絞り優先 焦点距離:400mm

こういうのを圧縮効果と呼ぶそうですが、近くのものは大きく見えて遠くのものは小さく見える人間の目。それで望遠鏡をのぞくと、距離が離れているため近くと遠くのものとの見え方の差がなくなり、いつもは見えない角度でのものの見え方をします。

飛行機の手前に見える車両の大きさと比べて、奥で作業をしている人のサイズになにか違和感があります。こうやって前後から飛行機を望遠レンズで見ると、機体は意外に小さいことに気づかされます。

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α77+SAL70400G2 F5.6 1/1600 絞り優先 焦点距離:360mm

おなじみポケモンジェットです。これも70400G2で撮ると細かいところまでよく映ります。外装パネルってスペースシャトルみたいに細かくパネルになっていて、そのパネルごとに色が違っていたりするところをみるとポケモンジェットもいろいろ手をかけていることを知ります。

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α77+SAL70400G2 F5.6 1/500 絞り優先 焦点距離:400mm

これは興味本位で撮影してみました。 飛行機の荷物室の中が見えるかな?と、露出を+1.3EVにあげてみたらばっちりです。ここにチェックインカウンターであずけた荷物が入るんですよね。中に書かれた文字まで見えます。

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α77+SAL70400G2 F16 1/100 シャッタースピード優先 焦点距離:400mm

昨年、航空管制官をテーマにしたドラマの放送がありましたが、これが本物です。窓際までテーブルがあるのではなく、ずいぶん、中央部分に寄せ集めた感じになっています。人影が見えますが、それで広さもわかります。

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α77+SAL70400G2 F22 1/100 シャッタースピード優先 焦点距離:280mm

プッシュバックという、出発する飛行機をデッキから滑走路に向かえるように押し出す作業をしているところ。良く見ているとインカムを通して下の作業員さんとパイロットさんが会話をしているのがわかります。

すっかりレンズのレビューではなく、羽田空港の働く人たちの観察会になってしまっていますが、いやぁ、これが良く見えるんです。

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α77+SAL70400G2 F25 1/60 シャッタースピード優先 焦点距離:180mm

2時間ほど飛行機を眺めて、これで撮影終了。思ったほどレンズは重くないかも。一脚を使っての撮影をメインでやっていましたが、移動途中には一脚を外して撮影していますが、最初の時のようにプルプルずーっと震えている感じでもありません。

左ひじをおなかにつけて、それでひじに重さが伝わるように左手の手のひらに三脚座を載せてしまうと、だいぶ安定します。

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それよりはこれらの撮影機材全部。

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はかってみると6kg程度なんですが、これをずーっと持ち歩く方がつかれるかも。

持ち運びに使っているのは3月8日発売のスリングバッグですが、これが同時発売でよかったです。

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さて、続いては土曜日です。週末3日間だけ望遠レンズが手元にあるとしたらどこに行く?と、考えたときにやはり一番最初に思いつくのは動物園。上野動物園、多摩動物公園で当店の撮影イベントをしていますが、それを最後に、動物撮影に行っていません。

お客様の案内とか、作例を用意するのではなく自分で自由気ままに動物の姿を撮るのならどんな撮影をするのかなぁ?というのを自分で楽しんできました。

☆当店blog 13.3.9「NEX-5R+SEL20F28でおやすみ動物園」 

パンダがいなくても良いんです。今日は動物の「顔」をいっぱい撮ってみましょう。

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まずはお約束で、手前にある柵を消してしまう技。望遠レンズを使ってぐっと焦点距離を伸ばし、さらに柵に近寄って撮影をします。

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α77+SAL70400G2 F5.6 1/500 絞り優先 焦点距離:400mm

すっかりと柵が消えました。

しかし、このワシさんですが、ずーっと羽を広げてこのポーズでいます。あれですかね?羽毛なので、こうして干しておくと夜になってふかふかになって暖かく眠れるとか、なんでしょうか?

つやつやの羽の質感がよくわかります。

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α77+SAL70400G2 F5.6 1/500 絞り優先 焦点距離:400mm

こういうのがナノARコーティングの威力なんでしょうか。一見、黒く影になっていますが、よく見るとちゃんと目が描写されています。

そういえばナノARコーティングが初めて登場した「SAL500F40G」を三好和義氏がセミナーでお話ししていたときに、暗い夜明けのシーンでも山陰に飛ぶ野鳥がしっかりと写っていて、こういうところが黒つぶれしない、というのを評価していました。

これを見ても影の部分とかよくわかるし、黒く見える目の部分もちゃんと黒目がわかるんです。頭部に生えている羽の様子もよくわかります。単なる毛ではなくて羽が生えているんですね。鳥って。

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α77+SAL70400G2 F5.6 1/1000 絞り優先 焦点距離:400mm

展示がお休みの動物が多いのと、人気のある動物には人だかりがあって、すいているところを探していくとどうも鳥ばかり見ている気がします。それがなくても野鳥好きだし、前世は私は鳥だったのかも?

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☆当店blog 12.3.10「『SEL50F18』開発者トークショーレポート」
 

そうそう、Gレンズとカールツァイスレンズの違いを以前、レンズ開発者トークショーで質問させてもらったとき、カールツァイスレンズはフォーカスが合っているところの解像感、コントラストを極限まで追い求めたレンズになっていて、Gレンズ、ソニーレンズはそれに加えてボケ味の良さを求めたレンズ設計になっているという話でした。

望遠レンズはもともと焦点距離が長いのでボケを作りやすいレンズではあるんですが、確かにSAL70400G2の背景ですが柔らかくじんわりとボケを作ってくれていて、被写体がすごく際だちます。

動物の顔のアップを撮るのが楽しい! なんか自分の腕が数段上がったような錯覚を覚えます。

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α77+SAL70400G2 F5.6 1/160 絞り優先 焦点距離:400mm

これはアカショウビンです。初めてみました。あのかわいらしいカワセミの仲間で「赤いカワセミ」をイメージしていたんですが、これ、結構大きかったです。カワセミの1.5倍くらいでしょうか? 形はカワセミとまったく一緒ですね。

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α77+SAL70400G2 F5.6 1/500 絞り優先 焦点距離:400mm

と、いうことで鳥の撮影はここまでです。

続いてはタイムラプス撮影をしながらのアシカ撮影です。元気に水中を泳いでいる姿を撮影するのはさすがにGレンズでも難しいのですが、突然、休憩時間が始まって丘の上でみんな一斉にお昼寝をはじめたので、このチャンスにアシカの顔の大写しです。

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α77+SAL70400G2 F5.6 1/500 絞り優先 焦点距離:400mm

まるで市民プールの休憩時間みたいに、4頭いるアシカがみんな一斉に陸にあがってくるのがおもしろく、すぐに目を閉じて甲羅干しをしていました。

なんでしょう。体が冷えてきたのであたためている感じです。ひげとか大写しでみると透明なひげをしているようです。

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α77+SAL70400G2 F5.6 1/500 絞り優先 焦点距離:400mm 

よく見ると耳って小さいんですね。

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α77+SAL70400G2 F5.6 1/500 絞り優先 焦点距離:400mm 

鼻の形もおもしろいですね。きっと、この形だと水の中でひっくり返っても水が入ってこないんでしょうね。鼻の中に水が入ってくると痛かったりしますからね。

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α77+SAL70400G2 F5.6 1/500 絞り優先 焦点距離:400mm 

こちらはマレーグマ。ちょうど食事タイムに出くわして、最初から最後まで見学させてもらいました。時間をかけて飼育員さんがあちこちにフルーツを点々と置いていって、それをあとからマレーグマが拾って食べているということをしていました。

これは1個だけ置いてあったグレープフルーツなんですが、これが一番のごちそうなのか、時間をかけて丁寧に皮をむいて中だけ手でほじくり返して食べています。うれしそうな表情を撮りたかったんですが、なかなかフルーツに夢中でこちらには顔を向けてくれません。

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α77+SAL70400G2 F5.6 1/500 絞り優先 焦点距離:400mm 

プレーリードッグです。優しそうなイメージがあるんですが、よく見ると目は厳しく、この子なんて、明らかにこっちに視線を送ってにらんでいます。

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α77+SAL70400G2 F5.6 1/500 絞り優先 焦点距離:280mm

おしりを向けている子が優しい顔をしているので、これで納得。

久しぶりの上野動物園でした。パンダの顔もコレクションに加えたかったんですが、それはまた今度。

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そして最後は日曜日。昨日行ってきた「多摩森林科学園」での撮影です。ここはまだオンシーズンではないし人も少ないはずなので、中型三脚を持ち込んで気合いを入れて撮影してきました。

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α77+SAL70400G2 F5.6 1/500 絞り優先 焦点距離:400mm

園内を歩き始めてすぐのところでシジュウカラの巣を発見。鳥が巣に入っていく姿を見ることができて、それですぐにカメラを構えました。野鳥撮影の基本は構図もなにも考えずにまずは中央重点でAFを合わせてピントが合ったと思ったらすぐに撮影です。

動きが速く、予想ができない野鳥の撮影ですが、まずはこうして姿を撮っておかないと、あとから何の野鳥だったのか調べることもできません。それでも上手く撮れなかったりするんですが、やっぱりSAL70400G2は4倍速いAFが伊達ではないというか、撮り逃しをしないでこうしたシーンがちゃんと撮れます。

注意力が足りない私でもこうして決定的なシーンが撮れるのが楽しい♪

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α77+SAL70400G2 F5.6 1/500 絞り優先 焦点距離:400mm

花の名前はわかりませんが、研究路から見える土手にあった白い花です。土手の向こうにもお花畑が広がっているんですが、こうしたマクロ撮影っぽいこともできます。

ちなみに、これを同じところでSAL70300Gで撮影してみると。。。

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こんな感じになります。

これが焦点距離300mmと400mmの差です。

ハンディカムやサイバーショットなどの見本で10倍ズームだとこれくらい、とかいう説明のズームアップした写真などが用意されることがありますが、もしもこれがサイバーショットで広角28mmのカメラだったとしたらSAL70400G2の焦点距離400mmが約20倍ズーム。SAL70300Gの焦点距離 300mmが約16倍ズームとなります。(APS-Cサイズのカメラなので1.5倍で換算しました)

感覚的にはSAL70300Gだと望遠ズームいっぱいにしたままで被写体にカメラをサッと向けてもだいたいどこを撮っているのかわかるくらいの画角なんですが、SAL70400Gだと望遠ズームいっぱいで被写体にカメラを向けてファインダーをのぞいても、あれ? これっていったいどこを向いているんだ?というのにちょっと戸惑うレベル、という感じです。

そういうときは焦点距離をちょっと戻して200mmくらい相当にして景色のどこを向いているのか確認してからズームリングを回して焦点距離を伸ばしていきます。

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α77+SAL70400G2 F5.6 1/250 絞り優先 焦点距離:70mm

一応、そういう焦点距離の違いも撮っておきます。これが一番ワイド端になる焦点距離70mmです。“α77”で撮影すると35mm換算で105mm相当になります。

これを望遠ズームいっぱいにすると。。。

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α77+SAL70400G2 F5.6 1/500 絞り優先 焦点距離:400mm

こんな風にマクロ撮影風に。背景の暗いところで桜の花びらを浮き出るように撮影したかったんですが、そういう背景を上手いこと探すことができました。

ふだんはこんな背景を見つけようとか探そうなんて思わないんですが、望遠レンズをもつと独特の視点で画角を探すことができるようになります。

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α77+SAL70400G2 F5.6 1/500 絞り優先 焦点距離:400mm

新緑を背景に、河津桜ならではの色の濃い花びらを切り取ります。

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α77+SAL70400G2 F5.6 1/500 絞り優先 焦点距離:400mm

風も吹いていて桜の枝も結構揺れていたんですが、のんびりと風がやんで枝が落ち着くのをじっくりと待ちます。やっと落ち着いたと思うと、すぐに次の風が吹いてくる音が聞こえてくるんですが、その風がやってくる直前までぎりぎり待って、再び揺れ始める直前にぱちり。

SAL70400G2、楽しいですね。三脚を持ってきて正解でした。

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α77+SAL70400G2 F5.6 1/500 絞り優先 焦点距離:200mm

河津桜のあたりが山頂近くになるので、そこから下山を始めるんですが、梅も発見。

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α77+SAL70400G2 F5.6 1/500 絞り優先 焦点距離:400mm

これで今日の春の花は撮り納めかな?と、思いきや。。。

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あそこに野鳥の「ウソ」がいるよ、と、他のカメラマンさんに教えてもらいます。谷の下の方にいるんですが、ここでもすぐに三脚を組み立てて、撮影開始。

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α77+SAL70400G2 F5.6 1/500 絞り優先 焦点距離:400mm

これ、すごくないですか? これだけ手前に木があるのにちゃんと野鳥にフォーカスが合うんです。さすがに迷うこともあって前後に行ったり来たりもするんですが、そこでフォーカスリングに手をかけてクイッと回すと「DMF」と言ってAFから簡単にMFに切り替える機能がレンズについています。

それで正しいところにフォーカスを持って行けば、またちゃんと撮れるんです。

4倍のAF性能をここでも思い知りました。

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α77+SAL70400G2 F5.6 1/500 絞り優先 焦点距離:200mm スマートテレコン×2

さらに、これは“α77”の機能になりますが「スマートテレコンバーター」というデジタルズームする機能がついています。本来24Mサイズで撮影ができるところが6Mサイズに小さくなってしまうんですが、どうせこの野鳥の周りの風景は切り落とします。

後からトリミングしてもいいんですが、撮影時に被写体をこうして拡大してフォーカスのチェックをできた方が絶対に便利。

新芽やつぼみをバクバク食べてしまうそうで、口の周りはその新芽だらけ。あの分、花が咲かなくなってしまうと思うと残念ですが、こんなにいっぱい芽もあることだし、そんなに影響はないかな?

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α77+SAL70400G2 F5.6 1/500 絞り優先 焦点距離:200mm スマートテレコン×2

ということで、最後の最後に初めての野鳥との出会いもありました。

「SAL70400G2」の試用レポートはここまで。70-300mmのGレンズの上の世界をたっぷりと堪能させていただきました。

ナノARコーティングの威力なのかどうかわからないんですが、ゴースト、フレアなどは私の撮影シーンでは起こらなくて、そういう性能の良さは体感できませんでしたが、なんかこういう陽の当たっていないシーンで撮影をすると、どうも色が出なくなると言うかうっすらした色の写真になりがちなところが、この SAL70400G2だとそれがなく、日陰でもなんとなく明るいシーンで撮影しているような錯覚をすることがあったんですが、それもコーティングのせいなんですかね?

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最後に「ウソ」を教えてくださったカメラマンさんなんですが、私に声をかけてくださって野鳥の場所を教えてくれただけではなく、サッとこちらのレンズを見て、すぐにソニーの新発売のレンズじゃないですか?と、お気づきになっていました。

やっぱり目立つんですね、ホワイトレンズ。

しかし、このレンズ、やっぱり写りがダントツですね。今までも「こういう写真を撮りたい!」というイメージがあっても、なかなか上手く撮れることがないんですが、これは思った通り以上の写りで撮影が可能。たいした作例ではないと思いますが、個人的にはとても楽しく望遠撮影をさせていただくことができました。

ソニーストアではこちらのレンズが3年ワイド保証無料でついてくる特典付きで販売しています。さらに+2年のワイド保証を延長する5年ワイド保証も+24,000円で用意。3年ワイド保証がもしも有料であればやはり本体価格の1割程度に設定されるはずです。ストアメンバーさんがお持ちのAV商品 10%オフクーポンを使えば合計で実質20%オフ、という計算での購入ができます。

ワイド保証は通常のメーカー保証とは違い、落下や水没させてしまった際も補償が受けられる強力な保険になっています。

実際にレンズを割ることなどあまりないかと思いますが、そうではないんです。「このレンズを持って行って壊しちゃったらやだしな」というシチュエーションでも「ワイド保証に入っているから大丈夫!」と、思い切って使うことができるのが一番のメリットなんです。

今なら3月中旬お届け目安での購入が可能。今年の桜撮影にまだ間に合いますよ!

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★ソニーストア ズームレンズ「SAL70400G2」のご注文はこちらから

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☆ソニー商品情報「SAL70400G2」の作例はこちらから

☆当店blog 13.2.28「『SAL70400G2』ショールーム展示レポート」 


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コメント 6

K

おじゃまします

写りはやっぱりよさそうですね^^。

ただやはりAFの速さは、自分で撮ってみないと実感できなさそうですね^^。

レンタルのラインアップにのったら、1週間借りてみようか検討中です^^♪。
by K (2013-03-12 21:52) 

店員佐藤

♪Kさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

α99のデュアルAFシステムで使ったら飛行機撮影とか
もっと楽に撮影ができそうです。α77で使うとAFの差が
本当によくわかります。

私の場合はSAL70300Gとの差を思い知った感じで
ちょっと心が折れています。(^_^;) もう、70300Gを
重いとか言いません。
by 店員佐藤 (2013-03-12 23:54) 

CB-7

70400Gは私のメインレンズなんですけど、とても気に入って使っています。 でも~、やっぱりホワイトがいいです。 シルバーの色そのものは悪くありませんけど、ちょっと目立っちゃいますから。

塗り替えサービスなんかをやってくれたら嬉しいですね~(笑)
by CB-7 (2013-03-16 04:22) 

店員佐藤

♪CB-7さん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

外装のカラー、やっぱりポイント大きいですよね。
SAL70400G2の特徴は4倍速いAF性能も大きいと
思います。ショールームで試しただけでも私なんかで
差がわかるくらいなんですが、実際のG1のオーナー
さんがお使いになるとどんな感想になられるのか
興味があります。

お試しになりましたら、ぜひ、今度ご感想を
お聞かせくださいませ。
by 店員佐藤 (2013-03-17 00:33) 

タマランケ

望遠のAFはこんなものなのかとMFで四苦八苦、我慢していましたが、高級レンズはやはりかなり違うのですね、実際の使用状況をまじえ、とても分かりやすい解説で良かったです。無理しても70400G2が欲しくなりました。
by タマランケ (2013-06-17 09:49) 

店員佐藤

♪タマランケさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

私は“α77”でしか使っていませんが、フルサイズの“α99”で
利用すると、さらに別世界が味わえそうです。AF性能は
先代のSAL70400G(1)よりもかなり高速になっていると
思います。ぜひ、ご検討ください。

ソニーストアのレンズ関連のクーポンが発行されている
ときがねらい目です。
by 店員佐藤 (2013-06-17 23:16) 

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